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アスベストとフロンを同時に固定化する

(投稿日時 2005-09-18 02:05)

僕が読んでいるメルマガ 「光と色と目の雑学」 に面白い話題があったので紹介。

アスベストの問題を耳にしたのは、二十年以上前の事です。 その後、なぜかこの問題が大きく報道される事はありませんでした。 フロンが発売されたときも、安定した安全性の高い化学物質でしたし、 まさか、オゾン層破壊の問題が起こるとは思ってもみませんでした。 この問題も、同じ二十年ほど前に提起されたのです。

環境ホルモン(内分泌撹乱物質)が騒がれだしたのも同じ頃ですから、 この頃から世界的に環境が問題にされるようになったのです。

そのフロンとアスベストを混合して七百度で過熱、無害化する技術を、 群馬高専(前橋市)の小島昭教授が開発しました。

フロンの分解物のフッ化カルシウムや酸化カルシウムと反応すると、 アスベストは繊維質から無害な粒状の別の物質に変わるというもので、 嫌われ者同士を組合せ、無害化するなんて、面白いものですね。

アスベスト分解は千度以上の高温が必要でした。 新技術では、埋め立てより安いコストで処理出来るのだそうです。

【光と色と眼の雑学】視機能(7)距離感の習得 編集後記より

アスベスト(石綿)の問題についてはかなり前から制限がかかっており、 現在では、旧石綿工場の周辺でない限り、大量吸入の危険はほとんどないはず。

しかし、所々でアスベストを利用した古い建物の存在が確認されたりと、 人々に不安を与えるような要素はまだ若干残っているようだ。

そんな中、同様に問題視されているフロンをうまく使い、 この二つの問題物質を同時に処理する方法が見つかったらしい。 引用文中のコメントと同じく、この方法は面白いなぁと思った。

「二つの問題物質を同時に処理する」という観点を考慮すると、 フロン源はアスベスト処理のために新しく生産されるべきではなく、 冷却機など、既存の「フロンを使用している機械」から得るのが望ましいはずだ。 しかし、現在の状況で、フロン源というのはどのくらい手に入るのだろう? 恥ずかしながら僕は現在のフロンの分布状況を知らない。

冷却機のフロンを集めるのは面倒なことだし、 現在のフロンを使用した機械の存在量も分からない。 このため、上記の技術が上手く利用されるのかどうかは不明であるように思う。

(当ブログ "life :: environment" カテゴリ 内の記事です)

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