読書メモ 森博嗣「スカイ・クロラ」
以下はただの自分の読書メモのような、ちょっとした感想を書いているような感じの雑記です。 書評が必要でしたら、 Amazon あたりを覗きに行くことをお勧めします。
- 本 : 森博嗣「スカイ・クロラ (The Sky Crowlers) 」 (中央公論新社 中公文庫)
- 2006/01/16 購入(大学生協)、2006/01/17 読了
森博嗣さんがシリーズとしてこの物語を書いていて、 この「スカイ・クロラ」という作品がその1作目、 僕が先に読んでいた「ナ・バ・テア」がその2作目だってことには、 全然気付いていなかった。 いや、確かに書店の棚で似たようなカバーの文庫本が隣に置いてあったのは目に入っていたのだけれど、 同じ設定の世界で、同じように戦闘機乗りを職業とするひとを中心に、 しかも一部同じ登場人物が出ていたりするような「シリーズ物」であったとは、 全く考えていなかった。
(参照 : 当ブログ内 2006/01/17 の記事 「森博嗣「ナ・バ・テア」」)
個人的には先の「ナ・バ・テア」だけで十分に作者の言いたいことは 出切っているのではないかと想像するのだけれど(ってこの時点で既にシリーズの順番無視/汗)、 わざわざシリーズもの(?)にした意図は何なんだろう? 他にも書きたいネタを持っているのだろうか? そんなことを考えつつ、結局やっぱり気になるので、 シリーズのもう一つの作品、第一作の「スカイ・クロラ」も読んでみることにした。
まず、時系列的には、この第一作「スカイ・クロラ」は、 先程の第二作「ナ・バ・テア」のあとの話。 第二作→第一作の順番で読んだことになるけれど、時系列的には自然なわけで、 とくに読みにくかったとか、あるいは退屈だったということもない。 あえていうなら「キルドレ」に関する説明が第一作のみで為されているので、 読んだ順番によっては少し印象が違うかもしれない。 ただ、僕のような順番で(第二作を先に)読んだとしても支障はないと思うし、 むしろ逆にこちらの方が分かりやすかったような気さえしている。 まぁその辺は作者の意図があるのだろうから、この順番を勧めるわけではない。
一作目のこの作品で初めて(というのも変な話だが)「キルドレ」の指すものがはっきり分かったのだけれど、 この設定には少し驚いた。こういう SF チックな話だったとは意識していなかった。 別に二作目(ナ・バ・テア)を読んだときには、 彼らが普通の人間だったとしても特に違和感はなかったんだけれどなぁ。
はて、作者がこの「スカイ・クロラ」で言いたかったことは、 「ナ・バ・テア」のときとどう違うのだろう? 結局あまり大差なかったという印象がある。 そんなわけで、「ナ・バ・テア」のときと取り立てて違う感想があるわけでもない。 ただ、シリーズになっている以上、何となく気になってしまうから、 結局僕は、3作目、4作目も読んでしまうんだろうなぁ。 この作者、商売上手?(笑)
ところで、「僕」という言い回し(一人称)について指摘している場面があったけれど、 何か変なのかなぁ? 僕自身も一人称が「僕」だし、ちょっと気になったのだけれど、 作者の意図があまり分からなかった。
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- 2006/01/17 森博嗣「ナ・バ・テア」
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